いるかさん

 妊娠中の女性はマグロを食べ過ぎないで−。厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の乳肉水産食品部会(部会長、熊谷進・東京大大学院農学生命科学研究科教授)は十二日、クロマグロなど新たに九種類の魚介類を、妊婦が過食に注意すべきだとし、摂食量の目安案をまとめた。
 魚介類には胎児への影響が懸念されるメチル水銀がわずかに含まれている。一昨年六月、バンドウイルカなど七種類の魚介類について妊婦は食べ過ぎに注意するよう決め、公表した。
 その後、新たなデータが得られたため、食べても安全な量の基準を厳しく設定。新たにクロマグロメバチマグロ、エッチュウバイガイなど九種類が注意すべき魚介類に入った。
 摂食量の目安は、クロマグロは一回八十グラム(一人前)を週に一度程度、もっとも注意が必要なバンドウイルカは一回八十グラム(同)を二カ月に一度程度までとしている。
 同部会は「魚介類は健康的な食生活には欠かせないが、偏って多量に食べることは胎児のために避けてほしい」としている。案は厚労省のHPに掲載し二十二日から一カ月間意見募集したうえで、正式決定する。
産経新聞

奥さんが妊娠してからこの手の話がきになるようになったのですが、これを読んでまず思ったことはやっぱり、イルカって食べるんだ、ってことじゃないでしょうか。そこでイルカ料理をぐぐってみると、確かにたくさんヒットする。主に静岡東部、三陸、五島、太地などで食べるようで、スーパーで鯨肉として売られているもの(東京じゃほとんど見ませんが)の一部はイルカの肉だそうです。というか、イルカと鯨の区別というのは基本的にないそうです(便宜的に大きさとかで決めてるらしい。4m以下はイルカとか・・・)。いるか肉といっても値段がつかない地域が多いから鯨肉とするそうです。

で、何でこんな話し出してきたかというと、僕はグリーンピース的な人間ではないのですが、イルカを食べるということに妙な気持ち悪さを感じたので、何なんだろうと思ったからです。で、今日ふと気づいたのですが、僕は恒々イルカの筋肉のつきかたって、女性アスリートの太ももにすごくにてるなぁ、と思っていたのです。だから、多分いるかをたべるというのが人肉食を連想させたのだと。人肉食は、僕の中のタブーでもとりわけ強烈らしく(あるいはまだ気づいていないのもたくさんあるのでしょうが)、想像するとえもいわれぬ気持ち悪さになります。まぁ、煮物になってればイルカだといわれていても食べれると思います。刺身だったら、どうだろ?ちょっとひよりそうなきがします。

あ、もちろん誤解する人なんざいないと思いますが、イルカを食べるのがいいとか悪いとかそういう話ではなく、個人的な話ですので。イルカの筋肉のつき方は本当にきれいだと思います。それと、全然関係ないですが、むかしナガスクジラ骨格標本を見たことがあるのですが、それもとてもいいものでした。なんというか、感動しました。現在の探知機と電気銛による捕鯨はちょっと鯨に分が悪すぎるのでかわいそうな気がしますが、捕るのならおいしく食べましょう。いるかさんもね。